有職料理 萬亀楼

有職料理 萬亀楼
小西 雄大
(こにし・たけひろ)
Takehiro Konishi

有職料理の伝統と雅な京文化を現代に

 1987年生まれ。有職料理萬亀楼11代目若主人。「新宿 京懐石 柿傳」にて修業。京の朝廷や宮家等の宮中の節会等で供された有職料理を現在に伝える萬亀楼にて、御所ゆかりの伝統技法を踏まえながら現代の素材、調理法を取り入れた料理を考案。京都料理芽生会理事。生間流式庖丁(いかまりゅうしきぼうちょう)31代目次期継承者。

1722(享保7)年の創業から300年。京都西陣の一角で、造り酒屋(萬屋)として営みを始め、後に料理屋として屋号を「萬亀楼」と改めました。

藤原道長の時代に宮家より伝わった御所ゆかりの生間流式庖丁・有職料理を正式に継承。以来、1100年ほど、現在30代目家元が務めています。

式庖丁は、平安時代から宮中で節会等のおめでたい日に行われてきた、食の儀式。大きな俎板(まないた)に載せた魚や鳥を直接手を触れず、庖丁刀と俎箸で切り分け、節会の折々に魚の切り方でもって「瑞祥表現」というめでたい形を表すもの。「堅実・賢明・謙虚」を大切にしながら、より一層の精進にて、有職料理の伝統と雅な京文化を伝え続けていきます。

施設名有職料理 萬亀楼 Mankamero
住所京都市上京区猪熊通り出水上ル蛭子町387
電話番号075-441-5020
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萬亀楼 享保7年創業、有職料理の伝統と雅な京文化を今に伝えます。御所ゆかりの生間流式庖丁・有職料理を正式に継承しています。

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