たん熊北店

たん熊北店 本店

たん熊北店
栗栖 正博
（くりす・まさひろ）
Masahiro Kurisu

一期一会の心ばせで、真のおもてなしを。

　1957年京都市生まれ。立命館大学経済学部卒業後、1982年に祖父の代から続くたん熊の北店に入社。1988年より代表取締役。現在、日本料理アカデミー理事長、京都食文化協会代表理事を務める。京料理の伝統を守り発展に尽力しながら、教育にも貢献。著書多数。

1928（昭和3）年、京料理「たん熊」は、京都高瀬川のほとりに誕生しました。「たん熊北店」の屋号は、創業者栗栖熊三郎の「熊」と、修業した老舗「たん栄」の「たん」にちなんだもの。高瀬川筋は、江戸時代、季節の川魚をあつかう生洲料理屋が櫛比したところですが、「たん熊北店」は、そんな伝統を踏まえつつ、以後の精進をかさねてきました。

京料理は宮中の有職料理、寺院における精進料理、茶道における懐石料理が渾然となって生まれたものとされていますが、「たん熊北店」は、その京料理の中でも、一、二をあらそう生粋の京料理店であると自負しております。「一期一会の心ばせで、真のもてなしを。」

たん熊北店の理念は、つねにここに始まり、ここに帰結します。